世界的な食糧不足が近年訪れると噂される昨今ですが、そんな中でひと際話題になっているのが「コオロギ」です。
なぜ、コオロギだけがこれほど注目を今浴びているのか、食用のメリットやデメリット、そして日本政府が巨額の予算を計上する秘密を紹介していきたいと思います。
目次
食用コオロギのデメリットは?
コオロギを食用とすることには、以下のようなデメリットが考えられます。
- 心理的抵抗感:コオロギは、日本ではペットとして飼われることが一般的であり、多くの人にとっては食用として摂取することに心理的な抵抗感があります。そのため、コオロギを食用とする文化が一般的でない国や地域では、普及が難しいという課題があります。
- アレルギー反応:コオロギを含め、昆虫食を摂取することでアレルギー反応を引き起こす人が存在します。そのため、食用昆虫を摂取する前には、アレルギー検査を受けることが重要です。
- 環境汚染:コオロギを飼育する場合、飼育場所の清掃や、飼料や水の管理が必要となります。不適切な管理により、コオロギから発生する排泄物が環境汚染の原因となることがあります。
- 消化不良:コオロギは、人間が普段摂取する食品と異なるたんぱく質の種類を含んでいます。そのため、消化不良やアレルギー症状を引き起こすことがあります。
- 購入の難しさ:コオロギを食用とする文化が一般的でない国や地域では、コオロギを購入することが難しい場合があります。また、コオロギが生息していない地域では、輸入による高コストがかかることがあります。
コオロギを食用とする問題点は?
食用昆虫の安全性の確保:コオロギを含め、食用昆虫は野生種と飼育種が存在し、野生種の場合は環境中に含まれる有害物質を吸収している可能性があります。
また、飼育種でも飼料や飼育環境によっては、有害物質を含んでいる場合があります。
そのため、安全性の確保が課題となります。
衛生管理の問題:コオロギを食用とする場合、飼育場所や加工場所の衛生管理が重要となります。適切な管理が行われていない場合、細菌やウイルスが繁殖し、食中毒や感染症の原因となる可能性があります。
食文化の違い:日本では、コオロギを含めた昆虫食は一般的ではありません。そのため、コオロギを食用とすることに対する抵抗感がある人もいます。
また、食文化の違いにより、コオロギを含めた昆虫食が受け入れられるかどうかは、国や地域によって異なります。
味や食感の問題:コオロギは、一般的な食材とは異なる味や食感を持っています。そのため、コオロギを含めた昆虫食が一般的でない国や地域では、味や食感の違いがハードルとなり、普及が難しいとされています。
価格の高さ:日本では、まだコオロギを食用とする文化が一般的ではなく、購入する際には専門店やネット通販でしか手に入らない場合があります。
そのため、価格が高くなることがあり、一般消費者には手が届かない場合があります。
コオロギを食用するメリットはある?
食料資源の多様化:コオロギを含めた昆虫食は、地球上に存在する食料資源の多様化につながります。
肉や魚などの畜産物や漁獲物に比べて、昆虫は環境に対する負荷が少なく、生産コストも低いため、持続可能な食料資源として期待されています。
栄養バランスの改善:コオロギは、たんぱく質やミネラル、ビタミンなど、栄養素が豊富に含まれています。そのため、コオロギを食用とすることで、栄養バランスの改善につながるとされています。
環境保全の貢献:コオロギを含めた昆虫食は、畜産物の生産に比べて、環境負荷が少ないため、環境保全の観点からも注目されています。
また、コオロギは繁殖力が高く、飼育も容易であるため、生産性が高いとされています。
新しい食文化の創出:コオロギを含めた昆虫食は、日本ではまだ一般的ではありませんが、世界的には広く食用されている文化があります。
そのため、新しい食文化を創出し、食の多様性を広げることができます。
エキゾチックな味わい:コオロギは、独特の香りや味わいがあり、エキゾチックな料理としても楽しめます。
また、コオロギの加工品も多く、チョコレートやクッキーなどのお菓子としても販売されています。
タイなどでは揚げて食べる食文化もあるのでアジア圏ではわりとポピュラーといっても良いかもしれませんし、日本でもイナゴの佃煮などが有名ですよね。
日本で食用コウロギ事業に補助金が出る?
日本では、農林水産省が昆虫食の生産・加工技術の開発や普及を支援するため、昆虫食の補助金制度を設けています。具体的には、昆虫飼育場の建設や改修、昆虫の飼料や設備の購入などに対して、一定の費用を補助する制度があります。
ただし、この制度はコオロギに限ったものではなく、昆虫全般を対象としています。
また、補助金の対象となる事業者には、一定の要件があります。例えば、補助金を受けるには、昆虫飼育の経験や技術、販路の確保などが必要です。
このように、日本では昆虫食産業の育成を支援するための補助金制度が設けられていますが、昆虫食に対する一般的な認知度が低いため、まだまだ普及には課題が残されています。
具体的な予算については、農林水産省のウェブサイトには明示されていません。ただし、農林水産省が管轄する「平成30年度補正予算」には、昆虫食の生産技術の開発や普及促進に対する補助金が計上されています。
また、同省の「令和2年度予算」においても、昆虫食に関する取り組みに予算が計上されています。
ただし、この予算にはコオロギを含めた昆虫全般に対する補助金が含まれるため、具体的にコオロギに対していくらの予算が割り当てられているのかは不明です。
また、予算額には年度によって変動があるため、現在の予算額についても確認する必要があります。
コオロギ食の口コミは?
色々な意見があるコオロギ食ですが、今後どうなるのでしょうか?
コオロギ食に関して、河野大臣の「陰謀論者が〜」との発言がありましたが、正直言ってそこじゃないです
人間の感情に理由が必要なのか?
「コオロギを食べたくない」
消費者としての純粋な気持ち
食べたい人は食べたら良い
けど、食べたくない人が商品を選ぶ権利もあるでしょう?
— 鶏白湯 (@paitandesuno) May 29, 2023
↑抵抗がある方も多いですよね。
いつの間にかコオロギ食を推奨するような動きはなくなってきてるな。世間の抵抗が想像以上に大きかったからだろうか?
でも、可視化がされてないだけで水面下では着々と進行してるのだろうか?— 隼のライダーささなお 公式アカウント (@Naokitter1124) May 29, 2023
↑一時期話題になっていましたが、今はあまり聞きませんね。
まぁどのみち、コオロギ食昆虫食移行になりつつあるから肉食はだいぶなくなるだろうけど
5年〜10年後には肉はかなり高額になってると予想
一万円ほどで食べられてた焼肉も10万円ほど出さないと食べれなくなってると思うなー— hana hana (@hanahan96378309) May 28, 2023
↑確かに現在もお肉の値段が高いと感じますが、それでコオロギを食べることになるかは分かりませんね。
立憲 分からんでもないけど、改憲然り、年金やら保険やら税金やらを【※国民の生活そっちのけで軍事費に集中して費やす】のは間違ってる。
自民、公明、維新、国民民主に加え、立憲も省き投票しなきゃならないのキツいけど、改憲や上記【※】の部分は譲れない。コオロギ食が当たり前になってしまう。 https://t.co/Vs4Hxt0THp
— にぽ (@Rhythm_As1) April 21, 2023
選挙の結果ではコオロギ食も今後推奨されるかもしれませんね。
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