今話題の「NFT」をご存知でしょうか?
NFTとは、非代替性トークンのことで、2021年初めから急激に取引量が伸びており、NFTに裏付けられたアートや音楽は数十億円以上で取引が成立したりと、注目を集めています!
「マツコ会議」でも話題になってました!
本記事では、NFTの儲け方ややり方、始め方などといった最新情報をご紹介していきます。
目次
NFTの儲け方は?やり方や始め方はどうやるの?最新情報を紹介!
NFT(Non-Fungible Token、訳:非代替性トークン)とは、代替不可能なブロックチェーン上で発行された、送信権入りのオリジナルのデータのことです。
ブロックチェーンの“ブロック”とは、「取引記録の塊」のようなもので、一つのブロックは「取引記録と“1つ前のブロックの情報”など」で構成されており、“ブロックチェーン”とはこのブロックが複数つながったものを指し、暗号技術によって記録されています。
この取引履歴はコピー・削除することができず、一度記録された取引記録は証拠として残り続けるため、ブロックを辿ることでどのような取引記録があったのかを正確に知ることができます。
また、あるブロック内の取引記録を改ざんしようとすると、それより新しい全てのブロックの記録を改ざんする必要があるため、データを改ざんされにくいという特徴があります。
そして、トークンとは直訳するとしるしや象徴といった意味になりますが、仮想通貨業界では、ブロックチェーン技術を利用して発行された仮想通貨のことを指します。
従来のデジタルデータは簡単に複製できますが、偽造しやすいというデメリットもありました。
しかし、NFTとは、データの改ざんが行われていない唯一無二の正確なデータということになります。
例えば、今年7月に放送された「マツコ会議」では、VR(仮想空間)上に立体的な絵を描くVRアーティスト・せきぐちあいみさんが紹介されてました。
このようなデジタルアーティストの場合、データをコピーされたり手が加えられたりすると、どれがせきぐちあいみさんが作成したオリジナルの作品か分からなくなってしまいますよね。
しかし、NFTで保護された場合、ブロックチェーン技術によってせきぐちあいみさんが作成したデータがどれであるのかが証明され、デジタルアートに明確な所有者(権利)が発生することになるため、「一点もの」だと証明され高額で取引されるようになります。
従来の美術品で例えるのであれば、ゴッホの「ひまわり」の1作目だけはアメリカ人が個人所蔵しているということなのですが、ゴッホの「ひまわり」のコピーを買ったりネットで見てスクショして保存したりするのと実際に所持しているのでは価値が全く違いますよね。
デジタルアートでも、NFTによって同じことが言えるようになり、例えばせきぐちあいみさんの作品をコピーしたものが無料で見られたとしても、実際にオリジナルを所持するのとは価値が異なるため、高額で取引されるようになったということです。
他には、
- 所有者が自身のNFTを自由に取引できる
- 誰でもNFTを作成することができる
- 付加機能をデータ自体にプログラムできる(ex.作者の手を離れた後も、流通時には一部の収益が作者に還元されるなど)
といった特徴もあります。
儲け方・やり方・始め方
実際にNFTでの儲け方について、始め方ややり方をご紹介していきます!
NFTマーケットでデジタル資産を取引する
NFTでの儲け方1つ目は、「NFTマーケットでデジタル資産を取引する」という方法です。
NFTマーケットとは、NFTの売買が行われているマーケットのことで、
- コインチェック(国内最大級のNFTマーケットになると予想)
- OpenSea(世界最大手のNFTマーケット)
- Rarible(大手NFTマーケット)
- miime(ゲームキャラクターやアイテムをユーザー同士で売買できるNFTマーケット)
- Nifty Gateway(アーティストや著名人のデジタルグッズを取り扱う)
などが挙げられ、これらのNFTマーケットでは、デジタルアートやゲームキャラ、仮想空間の土地が売られています。
始め方としては、
- NFTマーケットに登録(クレジットカードや特定の口座が必要になる場合もある)
- 仮想通貨をウェブウォレットに入金
- 仮想通貨でNFTを購入
となります。
なお、ウェブウォレットの中ではMetaMaskが代表的です。
やり方としては、
- 今後人気になり価値が上がりそうなNFTを購入する
- 値段が高騰した時に売却する
となります。
自分自身がNFTを出品する
NFTでの儲け方2つ目は、「自分自身がNFTを出品する」という方法です。
絵に自信があるという方であれば、自分のコンテンツをNFT化して販売することができます!
やり方としては、
- NFTマーケットにログイン
- 仮想通貨のウォレットを作成
- ウォレットにNFTアートの売買に必要な仮想通貨を入金
- デジタル作品を作成
- NFTマーケットで出品するNFT作品のの販売条件を入力
- NFT作品をアップロードする
となります。
NFT作品を出品するには、NFTを保存しておくウェブウォレットと実際に取り引きをおこなうNFTマーケットが必要となり、NFT作品は出品時に「交換する通貨」や「販売期間」、「価格」などといった詳細設定や取引条件を決めておく必要があります。
NFTの関連銘柄へ投資をする
NFTでの儲け方3つ目は、「NFTの関連銘柄へ投資をする」という方法です。
NFTの関連銘柄とは、NFTが実際に取引されているブロックチェーンプラットフォーム上の仮想通貨のことで、NFTサービスを運営している会社の仮想通貨に投資するというやり方になります。
例えば、「サンドボックス」というゲームプラットフォームは、「メタバース」という仮想空間でマーケットプレイスやゲーム環境などさまざまなサービスを展開しているのですが、そこでは「サンドコイン」という仮想通貨が流通しています。
前述の通り、NFTマーケットでは仮想空間の土地などが売られているのですが、この仮想空間の土地は「サンドボックス」内で使うことができ、ユーザーは「サンドコイン」を支払って土地を開拓したり建物を建てたりするというルールになっています。
「サンドボックス」のサービスを使用するためには、サンドボックスが発行している仮想通貨(いわゆるガバナンストークン)である「サンドコイン」を使う必要が出てくるため、サンドボックスの人気が上がってユーザーが増えれば、結果的にトークンの価格が上がるという仕組みになります。
NFTのおすすめ関連銘柄は、
- エンジンコイン(エンジンプラットフォームで取り扱われいる仮想通貨。マインクラフトなどのメジャーなゲームが参画)
- サンドコイン(サンドボックス上で流通している仮想通貨。メタバースという仮想空間で様々なサービスを展開)
- チリーズ(スポーツクラブとそのサポーターをつなぐ一連のプロジェクトのこと。スポーツやエンターテイメント業界を中心に先進的なサービスを展開)
などが挙げられます。
こちらで詳しく紹介をしております。
「鉄腕アトム」のデジタルアートNFTが約5300万円で落札!
株式会社手塚プロダクション初の公式NFTプロジェクト「From the Fragments of Tezuka Osamu(手塚治虫のかけらたちより)」のシリーズ第一弾「鉄腕アトム」が開催されています。
12月18日(土)にNFTマーケットプレイスOpenSeaで行われたオークションでは、手塚治虫さんの漫画原稿で構成されたモザイクアートNFT「鉄腕アトム」がなんと約5,300万円で落札されたということです!
手塚プロダクションでは、今後「火の鳥」や「ブラック・ジャック」も展開する予定となっており、シリーズ第二弾は2022年1月に販売する予定とのことです!
日本初のNFT博物館誕生!?
奈良県田原本町にある「唐古・鍵 考古学ミュージアム」では、弥生時代の環濠集落である唐古・鍵遺跡の考古資料を中心に展示しているのですが、その中の1921点の重要文化財ををNFT化するということです!
システム開発事業を展開している株式会社H.S.Pが、美術館、博物館に特化したNFTマーケットプレイス「Apollo」を11月中旬ごろにリリースし、博物館の信用と価値の高さを担保したうえで、リアルから、デジタル、そして購入までを一本化して行うということです。
NFTの口コミは?
アーティストのJRが、ウクライナで難民支援プロジェクトを開始しました。
リヴィウの中心街広場に、全長148メートルの巨大な少女のイメージが登場。
またプロジェクトの資金調達のため、NFTを販売します。https://t.co/p9DhJVf51b pic.twitter.com/sUm9K9h6kD
— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) March 23, 2022
↑NFTを使ってアーティストのウクライナ支援も始まっております。
コンセプトが命
作品のクオリティはもちろんですが、コンセプトが命。
なぜその作品を作るのか、そのコレクションが目指しているものは何か。
ただ売れそうだからで、NFTに参入しても、残念ながら売れません。自分というキャラのコンセプトまで明確にしていきましょう🥳
— ぐりこ/gurico.eth@クリプト先生 (@cryptogurico) March 10, 2022
↑NFTをやれば売れるというわけでは無いようなので気を付けましょう!
おふぁNFTバブル
ICP花はフロア400icpへ
NFTWORLDSは15ETHへ pic.twitter.com/jFFCj7CXJB
— DeFitterジョン (@fitter_de) February 21, 2022
今は完全にNFTバブルの状況なので先行投資するにはもってこいですね。
溜まった事務仕事の休憩中にNFTでの儲け方を妄想してたら、フクイ局のCQが。六甲いいなぁ、癒やされました。◆画像は、デジタル著作物がNFTで作者に革命的利益をもたらす理由(^^) pic.twitter.com/6oHdTR6buL
— ジコチョー水野貴司/オオサカSA310 (@Gmen_Mizuno) May 29, 2021
テレビでも話題で分かりやすく解説されています。 個人的にはとても楽しみです。
NFTには興味がわかなかったが、メタバースはそれなりに将来性を感じる。
今の騒ぎ方は大袈裟すぎると思うけど、、、バブル起こして一儲けって魂胆を感じる。— dokinchan (@zuu1zuu) November 2, 2021
↑興味を持っている人が続出していますね。
今年話題の多かったNFTアートの購入方法
①仮想通貨取引所のアカウントを作成する
②ウォレットを作成する
③仮想通貨取引所からウォレットに入金する
④OpenSeaなどのNFTプラットフォームにログインする
⑤NFTアートを探し購入するプロセスは多少多いですが、来年は少しチャレンジしたいです。
— 寺尾聖一郎 | 広報代理店社長 (@recommendertera) November 22, 2021
↑話題のNFTアートOpenSeaを使うのが一般的ですね!
↑こどものNTFアートもかなり増えてきました。
まとめ
NFTとは、データの改ざんが行われていない唯一無二の正確なデータであるため、デジタル作品を「一点ものである」と証明することができ、高額で取引されています。
NFTでの儲け方についてもご紹介しましたので、参考にしていただければ幸いです。
ニューヨーク・タイムズやコカ・コーラもNFTに参戦してきています!
自分の写真を出品したいのですが
OpenSeaから出品が可能です。